計重システムのメンテナンス&荷重検定

メンテナンス作業及び荷重検定とは?

タンクスケールは年月が経つにつれてロードセルの経年劣化及び設備本体の劣化により、正しい計測が出来なくなる恐れがあります。
弊社では、ロードセル・和算箱・ケーブル・指示計までのトータルループでの点検及び調整を行い、最後に荷重検定を実施し安定した計量を提供できます。
※荷重検定は次項の検定作業を行います。

 

 

荷重検定作業

 

荷重検定作業では、以下の調整・確認を行います。

  1.  ロードセルの設置状況の確認。(サビ・腐食等の点検)
  2. 結線及び各ロードセルの出力値、バランスの確認。
  3. 指示計(アナログ・デジタル)の動作確認。
  4. 指示計から出力信号の確認。(例としてDCS等への信号)
  5. ホッパー全体の確認(配管部の干渉、他の部位との干渉)
  6. 分銅等による荷重検定。

※荷重検定には、基準分銅を載せて行う実荷重検定、基準分銅と水併用の置換式検定、校正器を利用した電気的校正があります。

 

 

ロードセル及び和算箱の交換作業

 

 

対象タンク・ホッパースケール

 

 粉体計重装置 ケミカルプラント計重装置  飲料タンク計重装置
セメント計重装置  汚水処理計重装置 他各種計重装置 

 

 

油圧式荷重校正器(本校正器はタンク回りに校正できる環境が整っていることが必要です。)

 

分銅積載スペースで今まで見送っていた荷重校正も油圧式荷重校正器で可能です。

 

 

※写真は4点加算による荷重校正。
多数の分銅使用、又は水置換の手間もない油圧シリンダーによる大荷重(秤量)校正ができます。


油圧シリンダーの採用により⇒「短時間で大秤量の荷重校正」が可能。
分銅の積み降ろし作業なし、スペース不要
「省スペース」「作業の効率化」「省力化」「分銅費用、及び人工費の削減」が可能。